隣の部屋に住むガイジンが壁の穴からいつもパスタの麺をくれるんだが

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朝、目が覚めたら壁に貼ってあるお気に入りのポスターに穴が空いてました。ショックです。

直径3cmぐらいの小さな穴。

ポスターに突然穴が空くわけもないので何かしら原因があるはず。

まだ起ききっていない脳みそで必死に考えてました。

すると、一つ気になることがあったんです。

そういえば夜中に騒音で目が覚めたことを思い出しました。

部屋が小刻みに揺れ、その中で響きわたるドリル音。

「はて?こんな時間に工事かな?」と思っただけで特に気にはしませんでした。

でも、このドリル音こそがポスターに穴が空いた原因だったんですよ。

ふとポスターにぽっかりと空いた穴を除くと人と目が合いました

「うわぁ!」

思わず叫びましたよ。大の大人が。朝7時にね。

ソバ、アゲマース

少し高めの男の声。カタコトの日本語。それとともに差し出される一本の乾麺。

一瞬で分かりましたよ。『あぁ、パスタの麺か』ってね。

ソバアゲマースなんて言っといてパスタの麺を渡すのもどうかと思ったんですけど、肝心なのはそこじゃないです。

コイツ、パスタの麺を僕に渡すだけに壁に穴を空けやがったんですよ。ドリルで。しかも僕のお気に入りのポスターに。

頭おかしいですよね。えぇ、本当に頭がおかしい。でもとりあえずパスタの麺は貰っておきました。

それからというものその穴からパスタの麺が僕の部屋に送り込まれるようになったんです。

あるときは夜中、あるときはテレビを見ているとき、あるときは仕事から帰ってきたとき。

1本のときもあれば、2本のときもある。調子がいいと5本ぐらいまとめて壁の下に落ちてるんですよ。

食べはしませんけどね、集めてるんです。いつかコイツに外であったときにまとめて突き返してやろうと思ってるんです。

見ず知らずの奴からもらったパスタなんて誰が食べたいと思うでしょう?そうでしょう?

しかもコイツはパスタのことをソバだと思ってやがる。許せません。今度会ったらじっくり説教してやりますよ。本当にね。

あまりにムカついたんでアパートの管理人に問い合わせてみたんです。『僕の隣の部屋に住む人って一体何者なんですか?』って。

でも一向に情報は出てきませんでした。どこで働いてるかもわからないし、国籍も年齢も不明。

おいおい、そんな奴アパートに住まわせて平気なのかよ?大丈夫なのかよ?

もちろん壁に穴を空けたことも伝えました。管理人なんて言ったと思います?

あぁ、もうボロアパートだからね。テキトーに埋めといて』ですよ。アホじゃないですか?アホですよ。

なんで僕が穴を補修しなきゃならない?

パスタをソバだと勘違いしてる、素性も知らない奴がドリルで空けた穴を?

バカ言っちゃあいけませんよ。

しかし隣の部屋に住む人は一体何の仕事をしているのか気になるのは確か。

隣人のガイジンはなぜ大量のパスタを僕の部屋に送り込んでくるのか?』を少し考えてみました。

  • 工場で働いておりパスタに余裕がある
  • とてつもない量のパスタを保存している
  • 何かの懸賞で大量のパスタが当選した
  • 自家製
  • 呪い

現実的な線で行くとパスタの工場で働いていると考えられます。呪いだけはマジで勘弁。

でもね、穴を空けてまで僕の部屋にパスタを送り込んでくる理由がまるで分かりません。狂気ですよ、狂気。

どうせならインターホンを押して『ソバ、アゲマース』ってパスタをくれりゃいいんですよ。なんでそうしないんですかね?人見知りってレベルじゃないですよマジで。

不思議なことにアパートの外では会ったことがないんです。ちゃんと仕事してるのか気になるところですよね。

送り込まれたパスタの麺も軽く3人分ぐらいにはなってます。

今月ピンチなのでいつかこのパスタを食べるときがくるかもしれません。背に腹はかえられません。

でもそれだけは絶対に嫌だ。そんな状況はなんとしても避けなければなりません。

まったく、本当に信じられません。

隣の部屋に住むガイジンは壁の穴からパスタを送ってきやがるし、天井からはおっさんの生首が生えてやがる

おまけに寝ようとすると巨大なクチビルに襲われる始末ですよ。一体どうなっているのでしょう、このアパートは。

ソバ、アゲマース

あぁ、今日は2本でした。